「料理は確かに人間だけのものだ。他の種にはありません。
その理由は明白で必要条件である火を起こせるのが人間だけだからです」
- ケンブリッジのレバーフルム人類進化研究センターのロバート・フォーリー教授
犬や猫は食肉目から進化した動物であり他の肉食動物と同様に生肉を食べるための生理学と解剖学的構造が似ています。
- 食肉目の歯や顎は草食動物や雑食動物のように左右に動かすのではなく、切り裂いたり齧ったりするように設計されています。
- 犬や猫は炭水化物や植物繊維を分解する唾液中のアミラーゼやセルラーゼを作りません。
- 消化管は短く、強酸性(pH1~2)であるため、生肉を素早く消化します。
生食は自然の食事にかなったものです。
それには理由があります。
37℃以上の熱は酵素を破壊します。この温度以上は必要不可欠なタンパク質、脂肪、栄養素を変性させます。
タンパク質を中心とした食事は、
自然の摂理に沿うものです。
犬や猫はそのように設計されています。
犬や猫の体は良質な生の脂肪を消化し、エネルギーとして利用するようにできています。
炭水化物ではありません。